ビー玉はどこでも転がる

過剰に傷や汚れに反応する買主がいるのは、そういうコンサルタントもいるからでしょう。不動産コンサルタントを選ぶときは、よくよく注意しましょう。「内覧会ではどんなことをチェックするんですか?」と聞いてみるのも、業者のレベルをはかる一つの方法です。正直なところ、これは業者の方を気の毒に思いました。それでは、今あなたがいる場所にビー玉を置いてみてください。どうですか?転がるときもあれば、転がらないときもあるのではないでしょうか。ビー玉なんて、あてになりません。置き方によって転がってしまう代物で床の傾斜をはかるほうが、無謀な行為です。こういう誤った認識を植えつけてしまった「不動産のプロ」とやらには、情けなくなってしまいます。これは簡単です。内覧会にビー玉を持っていかないことです。それよりはメジャーを持っていって、窓や枠を計ってください。入り口の一扉と枠をはかり、さらに枠の内法を3箇所くらい測って、寸法が狂っていないか確認しましょう。ハンガーパイプ、カーテンレール、タオルかけ、ペーパーホルダーなどの固定されたものも、簡単に取れたりすることがあります。こういう点もチェックしましょう。繰り返しになりますが、マンションはあくまでも手作りなので、ある程度の誤差はあります。では、その「誤差」とはどの程度まで許されるものなのでしょうか?国士交通省の通達では、1000分の3までは許容範囲とされています。つまり、10mの長さで3mセンチまでは許容範囲ということになります。不動産コンサルタントの認知度が高まるにつれ、こういう制限を設ける業者が出てきました。

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